デジタルレイバーとは?
RPAとの違いや導入事例を徹底解説!

2020/11/14 コボットコラム

デジタルレイバーは労働人口の減少が予想される未来の企業を支えるビジネスパートナーとして注目を集めています。しかし、デジタルレイバーと聞いてもピンとこない企業の担当者も多いことでしょう。そこで今回は自動処理を得意とするデジタルレイバーとRPAの違いやデジタルレイバーの得意とする業務、導入事例を紹介し、デジタルレイバーの運用イメージが湧くような記事を作成しました。現在RPAの導入を検討している経営者の方はもちろんのこと、RPA運用を行う担当者もこの機会にデジタルレイバーとRPAの区別をはっきりとさせましょう。

デジタルレイバーとは

デジタルレイバー(Digital Labor)とは、RPAやAIを活用して「業務を自動化するソフトウェアロボット一般」を指す用語です。デジタルレイバーは、コンピューター上で24時間休むことなく働き続ける特徴から「仮想知的労働者」ともよばれ、労働人口の減少が予想される未来の企業活動を支えるパートナーとして注目を集めています。

RPAとの違い

よくデジタルレイバーとRPAは混同されますが、RPAは「ソフトウェアロボットを活用して定型作業を自動化する取り組み・仕組み」のことを指します。したがって、「RPAは概念・行為を意味しており、RPAで使用するソフトウェアロボットはデジタルレイバーの一種である」という認識が正しいことになります。

デジタルレイバーが得意とする業務

RPAで活用するソフトウェアロボットはデジタルレイバーの一種と確認しましたが、デジタルレイバーが得意とする業務には以下のようなものがあります。

・ メール送受信:メール内容によって、定型メールの送信先を振り分ける
・ 書類スキャン:スキャンした書類をPDFに変換し、基幹システムへ入力
・ 競合サイト巡回:競合サイトを巡回し、掲載情報をまとめて定期的にレポートを作成

ポイントは「ルール変更の少ない定型作業」という点です。デジタルレイバーは一度記憶した動作をミス無く実行することを得意としているため、「単純だが繰り返しの多い面倒な作業」を任せるのが理想的な運用形態といえます。

ちなみに、デジタルレイバーが意味する範囲には「高度な自律化を行うAI搭載型のソフトウェアロボット」も含まれており、一部の非定型作業を自動化することが可能です。しかし、多くのソフトウェアロボットは、導入初期の段階では定型作業しか自動処理できないため、RPAロボット=デジタルレイバーという認識が生まれてしまう要因となっています。

【業界別】デジタルレイバーの導入事例

デジタルレイバーにはRPAで活用される「定型作業の自動処理が得意なソフトウェアロボット」と「高度な自律化を行うAI搭載型のソフトウェアロボット」があることを確認しました。ここからは業界別のデジタルレイバーの導入事例を参考にしながら、具体的な運用イメージをお伝えしていきます。

【商社】導入から半年で生産性向上を実現

某商社では業務体制改革の施策としてRPAの導入を行い、運用から半年で様々な部署での生産性向上を実現しています。某商社がRPAを導入した業務例は以下の通りです。

・ 競合サイト巡回業務
・ 取引データをもとにした各種帳票の作成
・ 各種支払い業務

これらの業務をRPAによって自動化することにより、年間300時間近くの業務量削減を実現しました。そこで某商社では自動化対象業務を約70の業務に拡大し、AIとの連携を通じた全社的な連携システム構築に向けて取り組みを強化しています。

【金融】点検業務自動化で2500時間の業務削減

某大手金融機関では申告書の点検業務をRPAによって自動処理することで、年間2500時間の業務量削減を実現しています。この成果を皮切りとして、4年後には2000件以上の業務プロセスの自動化、累計2万時間の業務量削減を達成しています。

RPAの導入は定型作業の多い大手企業から進んだ経緯があるため、大手企業のRPA導入事例は導入後期の拡大期に入っているケースがほとんどです。これからRPA導入に取り組む中小企業はこうした大手企業のRPA運用の展開パターンに注目しつつ、自社のRPA運用計画を立てていく必要があります。

【不動産】基幹システム登録の自動化で作業時間短縮

某不動産会社では基幹システム登録作業をRPAによって自動化することで70%以上の業務量削減を実現しています。月に1500時間以上を費やしていた業務は450時間程度に短縮されたのです。

多くの企業で業務量削減の事例が報告されていますが、そのほとんどが膨大な作業時間を必要としてた業務です。大手企業では既にRPA導入が進んでいますが、中小企業にはこれからRPAの導入を進めるところも多いことでしょう。

RPAの導入にあたって気を付けたいのは、大手企業の導入事例をそのまま自社のRPA運用に当てはめることです。大手企業の導入事例は業務規模の大きさから数字的な成果が得られやすいようになっています。自社のRPA導入を始める場合は、事業規模を考慮した定性的な運用成果も計測するようにしましょう。

人がデジタルレイバーを管理する

多くの企業がデジタルレイバーの導入をRPAに見出していることが事例を通して感じて頂けたのではないでしょうか。デジタルレイバーは定型作業を自動化するソフトウェアロボットから、高度な自律化を行うAI搭載型のソフトウェアロボットまで幅広いのが特徴ですが、まずは自社の業務内容に合わせてRPAから導入・運用を進めていくことが重要です。

企業の担当者はデジタルレイバーが「労働人口の減少が予想される未来の企業に欠かせないビジネスパートナーである」という認識を持ち、人がデジタルレイバーを管理する統合体制の構築を推進していく必要があることを覚えておきましょう。

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