【2023】企業向け「給料計算アプリ」おすすめ5選!選び方&導入のメリット│コボットLAB

【2023】企業向け「給料計算アプリ」おすすめ5選!選び方&導入のメリット

給料計算アプリは従業員だけが利用できるサービスもありますが、雇用者と共通で利用できる製品を導入することで、情報の透明化はもちろん、業務の効率化や従業員満足度の向上にも期待ができます。

今回は、企業が導入している給料計算アプリについて、運用のメリットや人気のサービス、そして製品を正しく選ぶためのポイントを解説します。

給料(給与)計算アプリとは

給料計算アプリは、従業員が受け取るべき給料を勤怠データなどから自動で計算し、出力してくれるサービスです。勤務形態や就業時間、その他必要な手当などを入力の上、その額が決定します。

スマホで利用できる一般向けのアプリの中には、消費者が自己管理の一環として給料の計算を行うためのサービスもあります。これらは家計簿アプリと同様、日々の収支管理が行えますが、企業の給与データと直接連携するわけではないため、手動入力の手間がかかります。

一方で、企業向けに提供されている計算アプリは、実際の勤怠データなどをもとに自動計算を実施するため、その利便性は非常に高いといえます。

これまで消費者向けのアプリを使ったことはあったけれど、あまり恩恵を感じたことはなかったという場合であっても、一度企業向けのサービスを利用し、その利便性を実感してみることをおすすめします。

給料計算アプリの主な機能

給料計算アプリには、給料計算以外にも多くの機能が搭載されています。ここでは、主な機能について解説します。

給料自動計算

給料の自動計算機能は、給料計算アプリの主要な機能であり、高い導入効果が期待できます。給料の計算に必要なデータをアプリ上にまとめ、自動で計算してくれるため、担当者が手動でデータを転記したり、計算を行なったりする必要がなくなります。

給料の計算は従業員数が増えるほどその負担も増加するため、これから人材確保を強化していくという場合には導入を検討したいところです。

保険料・所得税等の自動計算

給料を計算するには、ただ勤怠情報を入力するだけではなく、保険料や税の計算も必要です。給料計算アプリは、こういった差し引きが必要な数字についても自動で取得し、計算結果に反映してくれるため、計算ミスの心配がなくなります。

これらの料率も収入や税制の改正などに合わせて自動で反映されるため、トラブルに発展するリスクを回避できます。

Web明細書の発行

給与明細は、従来であれば紙で会社や自宅で受け取ることが一般的でした。給料計算アプリを使えば、Webブラウザやアプリから閲覧、あるいはダウンロードができる仕組みを構築することもできます。

紙に印刷する負担はもちろん、従業員が紙で保管する手間も解消できるので、雇用者も従業員も効率化の恩恵を受けられます。

勤怠管理

給料計算アプリの中には、給料の計算だけでなく、勤怠管理に対応しているサービスもあります。

従来、勤怠管理は専用のシステムを使って従業員の勤怠情報を記録することが一般的でしたが、最近では給料の計算なども含め、人事労務管理をまとめて一本のサービスで対応できるものが増えています。現在、勤怠管理を手動で行っている場合は、給料の自動計算を機に効率化を検討しておきましょう。

法定帳簿の連携

労務管理においては、労働者名簿や出勤簿、賃金台帳という法定三帳簿の記録が義務付けられています。優れた給料計算アプリは、これらとも自動で連携することができます。

連携機能が充実しているサービスは転記作業の必要がないため、労務管理を最大限効率化する上では欠かせない機能といえるでしょう。

年末調整

毎年恒例ともいえる年末調整も、給料計算アプリを使うと効率化が実現します。

用紙の配布や収集といった手続きはすべてデジタル環境で行うため、従業員の記入負担はもちろん、労務担当者の配布・収集業務や手続きの負担も全て効率化できます。そのため、高い導入効果を期待できます。

給料計算アプリを導入するメリット

給与計算

給料計算アプリの導入は、企業にさまざまなメリットを提供します。ここでは、主なメリットを紹介します。

給与計算業務を効率化できる

最も大きなメリットは、計算業務の効率化です。特に、これまで手動で給料の計算を行っていた企業にとっては、データを取得するだけでそのすべてを自動で行えるようになるため、多大な負担軽減につながるでしょう。

労務担当者の人材不足や負担増加で業務が停滞していた場合、アプリの導入で一気に問題を解消できる可能性があります。

コスト削減につながる

現場の負担軽減はもちろん、給料計算アプリの導入はコスト削減にもつながります。業務効率化によって必要な労務担当者の数を減らし、他の人手不足の部門に配置ができるため、人件費の削減を進められます。

また、Web給与明細を活用することで、明細書の印刷や郵送にかかるコストも抑えられるため、長期的なコスト削減効果を期待できます。

自動で法改正などに対応できる

多くの給料計算アプリでは、法改正の手続きも自動的に反映されることが一般的であるため、担当者が毎年確認の上編集する必要もありません。改正の際にはアップデートなどで計算式を変更してくれるので、計算ミスや負担増加のリスクを回避できます。

働き方改革の推進に貢献する

給料計算やそれに伴う業務負担を解消することで、余計な作業労働に追われなくなり、コア業務に集中できる業務環境を実現できます。余計な残業や休日出勤の必要性から解放され、従業員負担の増加や残業代のコストがかかることもありません。

また、給料計算アプリはクラウド上やブラウザで動作するものが多く、スマホはもちろん、自宅からでも操作ができるサービスが揃います。リモートワークの導入を検討している際にも、積極的に導入を検討したいところです。

スマホ対応で人気の給料計算アプリ

ここでは、スマホからの利用に対応しているもので人気の給料計算アプリを紹介します。以下の比較表や価格を参考にしながら、自社にあったサービスを活用しましょう。

製品名保険料の自動計算Web明細勤怠管理他サービスとの連携年末調整
freee人事労務
Forcus U 給与明細×××
Doreming要問い合わせ
スマレジ・タイムカード
Gozal

freee人事労務

freee人事労務

freee株式会社が提供するfreee人事労務は、労務担当者のミスをゼロにできるサービスをコンセプトに開発された製品です。

管理者の業務はもちろん、従業員の入力業務までを一気通貫で効率化することにより、転記作業などのミスが発生しやすい業務の解消を実現します。勤怠から給与明細までをペーパーレス化し、業務のデジタル化を後押しします。

料金プラン:

  • 3,980円/月〜
  • 月額500円/人

公式サイト

Forcus U 給与明細

Forcus U 給与明細

キャップクラウド株式会社が提供するForcus U給与明細は、他の給与計算システムと連携することで、クラウド上での給与確認や、給与明細の電子化を後押しするサービスです。

同社の顧客管理システムやタイムレコーダーなどと併用することで、強力なプラットフォームとなることができます。製品単体ではできることは限定されているものの、複数システムの同時導入を強くサポートできる便利なサービスです。

料金プラン:

  • 初期費用:55,000円
  • 3,300円/月〜

公式サイト:

Doreming

Doreming

ドレミングジャパン株式会社が提供するDoremingは、給与計算システムを軸としながら、社員向けの福利厚生サービスが充実している製品です。

人事と勤怠、給与が一体となった機能を提供するだけでなく、給与連動型の金融サービスを独自に提供し、社員の労働履歴を「資産」として個人に還元することで、社員満足度を高めることに貢献します。

料金プラン:

  • 要問い合わせ

公式サイト:

スマレジ・タイムカード

スマレジ・タイムカード

株式会社スマレジが提供するスマレジ・タイムカードは、お金をかけずにクラウド型の勤怠管理システムを導入できるのが強みのサービスです。

給与計算や年末調整といった自動計算機能が搭載されているだけでなく、プロジェクト管理やワークフローといった組織運営にも活躍する機能を搭載し、導入企業のデジタル化を大きく後押しします。

料金プラン:

  • 無料プラン有り
  • 2,200円/月〜
  • 月額110円/人〜

公式サイト:

Gozal

Gozal

株式会社BECが提供するGozalは、労務管理業務全般を自動化できるサービスです。

会社が独自に規定する勤怠ルールへの対応はもちろん、給与計算式は自由に設計し、自動給与計算を正確に行えます。セキュリティ対策にも力を入れており、ファイアウォールの設定や通信の暗号化、24時間のサポート対応など、万全の環境で運用ができます。

料金プラン:

  • 月額700円/人〜

公式サイト:

失敗しない給料計算アプリの選び方

給料計算アプリには、先ほど紹介したもの以外にもさまざまな種類があり、どれを導入すれば良いのかわからないと悩む方も少なくありません。最後に、給料計算アプリ選びに失敗しないための選定ポイントについて解説します。

自社に適した計算機能を有しているか確認する

給料計算アプリには、多くの企業ニーズに応えるものもあれば、特定の事業者に特化したものもあります。

わかりやすい例としては、正社員の給料計算に特化しているサービス、あるいはパート・アルバイトの給料計算に特化したサービスです。

前者の場合、正規雇用の従業員のみであれば問題ありませんが、アルバイト従業員を抱えている場合、給料の計算が煩雑になってしまうことがあります。後者の場合も同様で、アルバイト従業員だけなら問題はないものの、正社員の給与計算は別途行う必要が出てきます。

給料計算アプリを導入する際には、自社の雇用形態に合わせた製品選びが大切です。

給料計算以外の機能の充実度に注目する

給料計算アプリは、上記のとおり自動計算以外の機能も数多く実装されています。勤怠管理機能やWeb明細機能は非常に便利で、従業員にとっても満足度の高い機能として活躍が期待できます。

製品導入の際には、社内で給料計算周辺業務に課題がないかも確認し、それらを解消できるようなサービスを選ぶことをおすすめします。

社内システムとの互換性に注目する

すでにある程度新しいシステム構築が社内で進んでいる場合には、それらのシステムとの互換性をあらかじめ確認の上、給料計算アプリを導入しましょう。

社内システムとの互換性を確認しないまま選定を進めてしまうと、既存システムとの連携ができず、データの移行がうまくいかなかったり、自動化機能を有効活用できなかったりといった問題が発生することもあります。

こういったトラブルをあらかじめ想定した上で、新たなサービスの導入を行いましょう。

まとめ

給料計算アプリを導入するメリットや失敗しないサービスの選び方について解説しました。「給料計算アプリ」といっても、企業向けのサービスでは勤怠管理や組織マネジメントに活躍する機能が豊富に搭載されているなど、組織全体のデジタル化につながる機能群が揃います。

導入にあたっては、給与計算だけを自動化するのではなく、その周辺業務のデジタル化にも目を向けることで、最大限サービスを有効活用すると良いでしょう。すでに社内でシステムを導入している場合などにおいては、それらとの互換性にも注目しながら、最適な製品を選ぶことが大切です。

当社ディップ株式会社が提供する「人事労務コボット」は、そういった給料計算はもちろん、人事労務に関する業務全般をサポートできる企業向けサービスとして活躍しています。既存の従業員の管理だけでなく、新たに採用する従業員の雇用手続きをサポートし、これまで何日もかけていた手続きを最短即日で完了できる効果を期待できます。

人事労務コボット

Web上での入社手続きの採用で、担当者の負担を軽減し、余分な人件費の発生を回避します。もちろん、手続きはスマホで完結できるため、従業員の書類作成負担を軽減し、コア業務に集中できるよう促せることも魅力です。人事労務業務の効率化を検討されていらっしゃる方は、お気軽に当社ディップ株式会社までお問い合わせください。

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