【2023】LINE公式アカウントの「ショップカード」とは?機能とメリット・デメリット│コボットLAB

【2023】LINE公式アカウントの「ショップカード」とは?機能とメリット・デメリット

LINE公式アカウントの便利な集客機能の一つに、「ショップカード」があります。ショップカードは、LINEアプリ上で作成・管理できるポイントカードのようなもので、ユーザーの再来店促進に効果的です。

今回は、LINE公式アカウントの「ショップカード」の主要機能やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

LINE公式アカウントのショップカードとは?

LINE公式アカウントの「ショップカード」とは、LINEアプリ上で使えるポイントカードのことです。

ショップカードでは、自社・自店舗のアカウントを友だち追加してくれたユーザーにポイントカードを発行し、購買に応じてポイントを付与したり、貯まったポイントに応じて特典をプレゼントしたりすることができます。

そもそも、LINE公式アカウントとは、月間9,200万人の国内ユーザーを誇るLINEを集客・販促に活用できるサービスのことです。そんなLINE公式アカウントの主要機能の一つとして、ショップカードが提供されています。

ショップカードは、店舗を一度利用したことがあるユーザーの再来店を促すための集客ツールとして有効で、飲食店や小売店などの多くの店舗で導入されています。

ショップカードの使い方

LINE公式アカウントのショップカードの使い方を紹介します。

  • 1. LINE公式アカウントの管理画面を開く
  • 2. 「ショップカード」をタップする
  • 3. カード設定を行う(デザインやゴールまでのポイント数、特典など)
  • 4. 特典チケットを作成する
  • 5. QRコードを作成して、ユーザーに告知する

ショップカードは、上記の手順で作成・運用することができます。デザインやゴールまでのポイント数など、手動で設定する手間はかかりますが、操作は直感的でわかりやすく、使いやすくなっています。

特典の内容や利用ガイドなど、店舗に合わせて細かくポイントカードを設定できる自由度の高さも魅力です。


ショップカードの5つの機能

LINE公式アカウントのショップカードでは、具体的にどのようなことができるのでしょうか?ここでは、ショップカードの5つのメイン機能と使い方を紹介します。

  • ・ポイントの付与
  • ・特典の設定
  • ・リッチメニューへの掲載
  • ・ユーザーデータの分析
  • ・友だち追加の促進

ポイントの付与

ショップカードでは、来店時や商品購入時にポイントを付与することができます。

ポイントの付与は、LINE公式アカウントの管理画面で発行できる「ポイント付与専用QRコード」を印刷したものを利用して行います。QRコードをレジ前や店内にポスターとして掲示したり、タブレット端末やレジ端末に表示させたりして設置し、それをユーザーにスマホで読み込んでもらうことで、その場でポイントを付与できる仕組みです。

ユーザーにスマホで読み込んでもらうだけでポイント付与が完了するため、非常にスムーズです。また、QRコードを店内に掲示しておけば、レジ前だけでなく、飲食中にポイントを取得してもらうことも可能です。

なお、1日あたりのポイント取得数制限や、指定時間内に再取得できないよう設定を行うことで、不正利用もしっかり防止できます。

特典の設定

ショップカードでは、ユーザーが貯めたポイントに応じて提供する「特典」を設定できます。特典は、特典チケットを作成する形で設定します。

特典は、多くのユーザーにショップカードを利用してもらうために非常に重要な要素です。「割引クーポン」や「ドリンク/デザートプレゼント」「ドリンク1杯無料券」など、自店舗のユーザーにとって魅力的な特典を設定しましょう。

また、特典の内容だけでなく、1回の購入・来店ごとに付与するポイント数や、特典を受けるのに必要なポイント数なども細かく設定することができます。特典までのハードルが高すぎず、なおかつゴール達成時の達成感を実感できるように、試行錯誤してみてください。

リッチメニューへの掲載

作成したショップカードは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示される「リッチメニュー」に掲載することができます。ユーザーの目につきやすいリッチメニューにショップカードを表示させておけば、ショップカードの認知を拡大できるのはもちろん、ユーザーは簡単にショップカードにアクセスできて便利です。

たとえば、来店数が落ち込みがちな雨の日にポイント2倍キャンペーンを実施する場合、キャンペーン中はショップカードをリッチメニュー画面いっぱいに大きく表示させるといった使い方もできます。

ユーザーデータの分析

LINE公式アカウントには、自店舗のアカウントを友だち追加してくれたユーザーの利用データを細かく分析できる機能が備わっています。ショップカードも、分析機能の対象に含まれているため、発行したショップカードの枚数や取得ポイントの合計、特典チケットの利用状況などを、管理画面から一目でチェック・分析することが可能です。

ショップカードを一定期間運用したら、「有効期限切れのユーザーが多すぎないか」「特典チケットの利用率は高いか」などを分析し、ショップカードのポイントゴール数や特典の内容などを最適化していきましょう。

友だち追加の促進

ショップカードを導入すると、自店舗のLINE公式アカウントの友だち追加を促進しやすくなります。というのも、ショップカードを利用するにはLINE公式アカウントを友だち追加する必要があるからです。

ショップカードは多くのユーザーにとって魅力的なサービスですので、ショップカードを導入することで、顧客に自店舗のLINE公式アカウントを友だち追加するメリットを訴求しやすくなり、結果的に友だち追加数の増加につながるでしょう。


ショップカードを利用するメリット

店舗でショップカードを利用するメリットを3つ紹介します。

  • ・無料で導入・運用できる
  • ・多くの顧客に利用してもらいやすい
  • ・再来店を促進できる

無料で導入・運用できる

店舗でショップカードを利用する最大のメリットは、導入費や運用費が一切かからないことです。

LINE公式アカウントの料金プランは次の3種類で、月ごとのメッセージ数に応じた従量課金制となっています。

  • ・フリープラン:無料
  • ・ライトプラン:月額5,000円の
  • ・スタンダードプラン:月額15,000円

ショップカードについては課金の対象でないため、無料で利用することができます。

たとえば、無料のフリープランの場合、配信できるメッセージ数には「月1,000通まで」と制限がかかりますが、ショップカードは無料で制限なく利用できます。また、紙やプラスチックのポイントカードのようにインク代や紙代、デザイン代などもかからないため、コスト削減につながります。

多くの顧客に利用してもらいやすい

LINEは、日本の人口の70%以上にあたる9,200万人もの月間ユーザー数を誇るSNSです。さらには、若年層だけに留まらず、高齢層まで幅広い年齢層が利用していることもLINEの特徴の一つです。

このように、LINEは多くの顧客にとって日常的なコミュニケーションツールであることから、多くの顧客に利用してもらいやすいというメリットがあります。

紙のポイントカードだと「財布がかさばる」「管理がめんどくさい」などという顧客を取りこぼしてしまいがちです。ショップカードはすでに多くの顧客が利用しているLINEアプリ上で完結するため、幅広い年齢層の顧客に手軽に利用してもらうことができます。

再来店を促進できる

LINE公式アカウントのショップカードを利用することで、既存顧客の再来店を促進できます。実際に、「ポイントを貯めているから、あのお店を利用しよう」などと、ショップカードがきっかけとなり再来店につながることは少なくありません。

また、ショップカードはLINE上で管理・利用が完結するため、顧客はスマホ一つでいつでもショップカードを利用することができます。紛失や持参忘れもしっかりと防ぎ、再来店を促せるのはショップカードのメリットです。


ショップカードを利用するデメリット

line公式アカウントの設定

LINE公式アカウントのショップカードを利用するにあたっては、知っておきたいデメリットも存在します。ここでは、主なデメリットを2つ紹介しましょう。

  • ・作成・設定の手間がかかる
  • ・購買しないとポイントが貯まらない

作成・設定の手間がかかる

ショップカードを利用する場合、LINE公式アカウントの管理画面からショップカードを作成し、各種設定を行う必要があります。

ショップカード作成の操作自体は難しくありませんが、「ゴールまでのポイント数」「カードの有効期限」「有効期限の通知」「利用ガイド」など、設定項目が多いため、忙しい店舗経営者の方だと手間に感じてしまうかもしれません。

「忙しくて、ショップカードの作成どころではない」という方の場合、LINE公式アカウントの「ショップカード」を運用できるかどうかを慎重に見極める必要があるでしょう。

購買をしないとポイントが貯まらない

LINEショップカードのデメリットの2つ目は、実際にお店に来店して商品を購入しないとポイントが貯まらないことです。たとえば、お店を利用する機会をあまり頻繁に作れない顧客の場合、、ポイント取得のハードルが高く感じてしまうことがあります。

そのため、「自店舗のポイントカードにログインを条件に、毎日ポイントを付与したい」といった希望がある場合、少し不自由さを感じることがあるでしょう。


ショップカードのデメリット解消には「常連コボット for LINE」がおすすめ!

ここまで、ショップカードのメリット・デメリットを紹介しました。店舗にとって利用メリットが大きいショップカードですが、設定の手間がかかる・ポイントの貯め方に制限があるといったデメリットも存在します。

もしこれらのデメリットが気になる場合は、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボット for LINE」の利用をご検討ください。LINE公式アカウントの「ショップカード」のメリットはそのまま(無料で運用・導入できることを除く)、デメリットを解消することができます。

常連コボット for LINEとは?

常連コボット for LINE

常連コボット for LINEとは、当社ディップ株式会社が提供する、LINEミニアプリ(※)を使ってお店のポイントカードを作成できるサービスのことです。

(※)LINEミニアプリとは、LINEアプリ上でお店の独自サービス提供を可能にするWebアプリケーションのことです。

常連コボット for LINEは、LINE公式アカウントの「ショップカード」と同様、LINEの利用者であれば、会員登録・アプリのインストール不要でスグに利用することができます。

来店時にLINEを使ってポイントカード登録してもらうだけで、「来店」「ログイン(1日1回)」「友だち紹介」でポイントをどんどん貯められるようになります。


「常連コボット for LINE」と「ショップカード」の違い

LINE公式アカウントのショップカードの利用デメリットを解消するには、「常連コボット for LINE」の利用がおすすめです。これら2つのサービスには、「コスト」「作成・設定の手間」「ポイントの貯まり方」の3つの違いがあります。

サービスコスト作成・設定ポイントの貯まり方
常連コボット for LINE有料すべてお任せ・1日1回ログイン
・購買時(来店時)
・友だち紹介
ショップカード無料自分で作成・設定する手間がかかる購買時(来店時)のみ

以下では、「常連コボット for LINE」と「ショップカード」の3つの違いについて詳しく解説します。

利用料金がかかる

LINE公式アカウントの「ショップカード」は、無料で利用することができますが、常連コボット for LINEは有料のサービスです。ご利用にあたっては、下記の「初期費用」と「月額料金」がかかります。

初期費用30,000円(税抜き)
月額9,800円(税抜き)/月

ただし、常連コボット for LINEは有料サービスな分、店舗経営者の方にはポイントカード作成や各種設定などの手間は一切かかりません。

詳しくは次項でお伝えしていますが、煩雑な作成や設定、LINEミニアプリ審査への申請などは、当社ディップ株式会社が代行するため、忙しい飲食店経営者の方でも気軽に導入していただくことができます。

作成・設定をすべてやってもらえる

常連コボット for LINEでは、LINEミニアプリやポイントカードの作成・設定はすべて当社ディップ株式会社が代行して実施します。

LINE公式アカウントの「ショップカード」の場合、ポイントカードの作成や各種設定は自分で一つひとつ行わなければならないため、忙しい飲食店経営者の方だとめんどくさかったり、負担に感じたりすることがあります。

しかし、常連コボット for LINEなら、お店の情報を登録いただくだけで、作成や各種設定、およびLINEミニアプリの申請はすべて任せられるので、手間をかけずにLINE上でお店のポイントカードを作成することができます。

ログインや来店でポイントがどんどん貯まる

LINE公式アカウントの「ショップカード」は、基本的に来店して商品を購入したらポイントが貯まるというポイントカードです。ユーザーはお店に来店して初めて、ポイントを獲得することができます。

一方、常連コボット for LINEでは、お店に実際に来店する以外にも、LINEミニアプリのポイントカードにログインするだけで、1日1回ポイントをゲットすることができます。ユーザーは、「ポイントを貯めたい」というモチベーションのもと、自店舗のポイントカードに毎日ログインしてくれるため、自店舗のブランディング効果が期待できます。

たとえば、1日平均して1,000人のユーザーがログインしてくれた場合、1ヶ月でおおよそ3万人ものユーザーに対してブランディングができたことになります。お店に実際に来店してもらった時だけでなく、毎日離れたユーザーとも接点を築けることは店舗にとって大きなメリットです。


まとめ

LINE公式アカウントの「ショップカード」の主要機能やメリット・デメリットを解説しました。

LINE公式アカウントの「ショップカード」は、多くの顧客に手軽に利用してもらいやすく、無料で導入・運用できる、再来店の促進に最適なサービスです。ただし、中には「設定・作成の手間がかかる」「購買(来店)しないとポイントが貯まらない」など、場合によってはデメリットに感じる点も存在します。

これらのデメリットをカバーしつつ、LINEでお店のポイントカードを作成するもう一つの方法としておすすめなのが、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボット for LINE」です。

「常連コボット for LINE」は有料のサービスですが、ポイントカードの設定や作成はすべて当社が代行いたします。また、ポイントが来店や友だち紹介の他、毎日1回のログインでどんどん貯まる仕組みになっていますので、再来店効果とともにブランディング効果も期待できます。

店舗での集客やポイントカード・スタンプカードのデジタル化を検討している店舗経営者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ディップ株式会社では、日本を支える中小企業の皆様に向けて、ワンストップのDXサービスを提供しています。

DXの実践においては、人材確保や教育の壁、DXを前提とした組織改革の壁、そして予算の壁と、さまざまな課題が立ちはだかります。ディップが提案する「one-stop DX.」は、これらの問題を専属のカスタマーサクセスが並走しながら導入と運用をサポートいたします。DXに伴う現場の混乱やシステムの複雑化を回避可能です。

また、ディップではソリューションの提供にあたって、すべて自社のスタッフが顧客対応を行うダイレクトセールスを採用しています。営業とカスタマーサクセス、開発チームが密に連携を取っている営業スタッフが、顧客の潜在ニーズまでを丁寧に把握し、満足度の高いサービスの提供に努めます。

提供するDXソリューションは、バックオフィスとセールスの双方に適用可能です。DX推進を検討の際には、お気軽にご相談ください。

>DX推進にお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

DX推進にお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

ディップ株式会社は自社で培った営業ノウハウと、多様なデジタルツールを組み合わせ、お客様の収益向上に関わるあらゆることを専門担当制でのサポートを提案します。
人材の確保やデジタルツールの選定・導入、その他企業収益向上に関してお悩みをお持ちの方は、お気軽にディップ株式会社へお問い合わせください。